現代人はミネラルが不足している-なぜ、土壌からミネラルが減ったのか

http://karada-naosu.com/category4/en293.html (引用文)
ミネラルとは何なのか
現代は飽食の時代で栄養は足りているはずなのに多くの人が病気に罹ります。このことに不思議さを感じます。一般的には「しっかり食べていれば健康になれる」と思われています。しかし、食べている物自体に栄養素が少ないと、いくら量を摂取しても体の健康維持はできません。
 
現在、地球規模で不足している栄養素があります。それはミネラルです。
 
ミネラルという言葉はよく耳にしますが、ミネラルを簡潔に説明できる人は少ないです。そこで、ミネラルについてできるだけ簡単にまとめていきます。
 
水や空気や大地、または動物や植物、家具や電車など地球(宇宙)にあるもの全てが「元素」からできています。元素とは化学的にそれ以上分解できない最小単位のものをいいます。
 
現在わかっている元素は炭素・窒素・酸素・水素・カルシウム・リン・カリウム・硫黄など100種類を超えます。
 
ミネラルの説明の前に、なぜ「元素」の説明をしたかといういと、生物に含まれる元素のうち炭素・窒素・酸素・水素の4つの元素を除いた残りの元素が「ミネラル」だからです。
 
つまり私たち人間は、炭素・窒素・酸素・水素の4大元素とミネラルで構成されています。この4大元素(炭素・窒素・酸素・水素)が96%を占めているのに対しミネラルはわずか4%と微量です。
 
人の体を構成している物質のうち4%という微量なミネラルですが、このミネラルのバランスが崩れると生命維持ができなくなるほどの影響力があります。
 
また、人の体に不可欠なミネラルを「必須ミネラル」といいその数は60種類以上あります。
 
人に必要な栄養素は約90種類ある
人に必要な必須栄養素は90種類あるといわれています。この内訳をまとめます。
 
・アミノ酸ー12種
 
・脂肪酸ー2~3種
 
・ビタミンー16種
 
・ミネラルー60種
 
上記したように、人にとって必要な必須栄養素(90種)のうち3分の2(60種)をミネラルが占めています。したがって、人の健康維持にはミネラルが欠かせないといえます。
 
人類はミネラル不足である
1992年に開催されたアースサミットで、過去100年間で農地のミネラルがどれほど減少したかを調べたレポートがあります。それによると全世界の農地のミネラルの残存量が、100年前より60~85%も減少していると報告されました。
 
農作物を作る基礎である土壌にミネラルが乏しいということは、そこで収穫された作物にもミネラルが少ないということです。そのことを裏付けるデーターは多くあります。それをまとめます。
 
・日本人の鉄分摂取量の年次推移:
厚生労働省が出している「国民栄養調査」によると、鉄(ミネラル)の摂取量は1950年には1日、1人あたり約46mgであったのに対し2003年には約8mgまで減少しています。つまり約50年間で鉄の摂取は約6分の1になったということです。
 
・食品成分表から栄養素の減少度合いをみる:
文部科学省の出している「食品成分表」から、野菜100gの保有する鉄分の量の変化をみると、1950年に収穫されたホウレン草には鉄分を13mg保有していました。しかし、2000年に収穫されたホウレン草に含まれる鉄分は2.0mgに減少し、6分の1以下になっています。
 
つまり、上述した100年前より土壌のミネラルが大幅に減ったことで、その土壌で作られる作物が保有するミネラルが減ります。そのようなミネラルの少ない野菜を人が食べることで、当然ながら人の摂取するミネラル量も減少します。
 
そのことから考えると、いかに土壌に含まれるミネラルが大切かがわかります。
 
なぜ、土壌からミネラルが減ったのか
自然界では、植物が土壌のミネラルを吸収し、それを動物が食べます。そして動物の糞尿や死骸、または植物の枯れ葉などが土に戻り、今度は土壌中の微生物がそれらを分解しミネラルを作り出します。
それを再度、野菜が吸収し動物が食べ糞尿し、というミネラルを育むサイクルが大昔からできてきました。また、化学肥料が使われるまでの農業は、人の便を発酵したり肥料に使ったり、畑の枯れ草を燃やし(野焼き)その灰で土のミネラルの消失を防いでいました。
 
さらに、畑での耕作は連作せずに野焼きした畑に家畜を放し飼いし、家畜の糞尿も土のミネラルを増やすために利用していました。つまり、近代農業(化学肥料・農薬を使用)が始まるまでの農業は、自然の摂理にのった方法でした。
 
したがって、土壌のミネラル不足は近年ほど深刻ではなかったのです。しかし近代農業が定着し化学肥料(窒素・リン酸・カリウムなど)を使うことで、人や家畜の糞尿は使用されなくなりました。また、農薬を使うことで土壌に生息していた微生物は激減しました。
 
そのことで、上述した大昔からの続いた自然界のミネラルのリサイクルシステムは破たんしました。
 
特に日本は国土が狭いことで、作物を連作せざるをえません。一方、広大な国土を持つオーストラリアは作物の連作を避け、畑を焼き、その後に家畜を放し飼いする方法が現在もおこなわれているために、オーストラリアの土壌のミネラル保有率は日本よりはるかに高いです。
 
次に海に目を向けても、海洋汚染による微生物の減少や、ダムや河川の護岸工事などで山のミネラルが海にまで届かなくなり、海のミネラルバランスも悪化の一途です。
 
ミネラル不足は深刻です
親から「野菜を食べなさい」と言われ続けてきました。それではなぜ、野菜が必要なのでしょうか?
 
その理由は、ミネラルが土壌に多くあっても人は土を食べることはできません。しかし野菜は、土壌のミネラルを吸収して生きているので、野菜を食べることは土壌のミネラルを摂取していることになるからです。
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狂牛病と認知症の真相

発展のためのアドバイス集《26》

狂牛病と認知症の真相

下記は私が個人的にメール配信している無料の『JES緊急ニュース』の抜粋です。
あまり表に出ない《裏の情報》を主に掲載しています。
登録方法は無料なので、興味のある方は是非登録された方が良いでしょう。
(news@j-smc.co.jpへ携帯かパソコンで空メールを送信するだけ/詳細はお問い合わせください)
先日、治療家のK先生からある新聞のコピーをもらった。
「農薬の大量散布が奇病難病を生んでいる」という記事だった。要約すると以下のようになる。
「なぜ狂牛病の真相が隠され続けているのか。
感染すると100%の死が待つ狂牛病は、最初は遺伝病と考えられていたが、やがて感染症と考えられるようになったものの、病原体となると全く検出されない。
そんな中でプリオン説(異常な蛋白質の伝染)が有力となったが、これも多くの矛盾を抱えている。
英国の有機農学者マークは、近隣の牧場の牛が次々と狂牛病で倒れているというのに、自分の牧場では一向に発病の兆候が現れないことを不思議に思い、その違いの調査を行なった。
英国政府は、牛バエ防除のために殺虫剤の大量散布を牧場主に義務づけていたが、その義務を拒んだ有機牧場の農場主のみ、狂牛病の被害から逃れられていたのである(農薬と呼ばれるものの全ては殺虫剤としての使用が目的である)。
その結果、狂牛病が発生した牧場は、農薬と化学肥料によるマンガン過剰と、牛の体内の微量ミネラルの欠乏が、異常なくらいに進んでいたことが判明したのである。
そして、極端に欠乏している微量ミネラルは、銅、セレン、鉄、亜鉛等であった(参考:工学社刊『狂牛病・プリオン病因説は間違っている』佐藤雅彦訳)
マークは次々と調査対象地域を広げたが、全ての地域でこの調査結果が一致した。
つまりミネラル異常が、スクレイピーや狂牛病、新異変型クロイツフェルト・ヤコブ病などの海綿状脳症を引き起こす重要な原因であることが判明したのである。
マンガン過剰は、主に脳の松果体、脳下垂体、視床下部の正中隆起、脳幹神経節に蓄積し、健忘症、集中力喪失、無力症、睡眠過剰、不眠症、うつ病、頭痛、全身の痛み、発語障害、情緒不安定、ひきこもり、偏執症、運動障害、硬直、神経障害…など多岐に渡る。」
マンガンは108種類あるといわれるミネラルの中の一つであるが、このマンガン過剰を抑制するのも他のミネラル群なのである。
つまり、調和の取れた多種類のミネラル群(生体ミネラル)のみが過剰ミネラルを抑制する。
 
生体ミネラルの大きな特徴の中で『キレート反応』があり、それは大きく分けて2つある。
一つは、「過剰な単一ミネラルをキレートし調整してくれること」。これについては、お茶(鉄分過剰)と生体ミネラルを混ぜると、黒く着色し沈殿することで証明できる。
お茶程度の鉄分は多量に飲んでも全く問題ないのだが、異常に多い単一ミネラルの過剰摂取は、むしろ健康に害が及ぶ。
生命にとってミネラルは、36種類以上の調和の取れた多種類のミネラル摂取が必要である。
そして生体ミネラルは、体内で足りないミネラル分を補充し、一方、過剰なミネラル分を排出する働きがあるからである。
ミネラルの特徴である『キレート反応』の二つ目は、「生命活動と進化を阻害する要因を取り除く働きがあること」。これについては、調味料(化学物質・添加物)と生体ミネラルを混ぜると、白く着色し沈殿することで証明できる。
実際に、(財)石川県予防医学協会の調べでは、強毒性のある農薬:ジクロルボス等が、生体ミネラル200ppm濃度(「鉱泉浴50」の2500倍希釈水)で、10分後に74%除去されたことが化学的に証明されている。
米や野菜、果実は数回から数十回の散布回数が常識となっており、水道水ではなかなか取れないことは誰もが知っているだろう(※前回の「発展のためのアドバイス集24」を参照)。
しかし、生体ミネラルは赤血球の約7万分の1のイオン化サイズ(0.1ナノ単位)なので、水道水よりもはるかに浸透力が高いため、速やかに農薬を排出してくれるのだ。
よってお風呂用の「鉱泉浴」に入ると発汗が促進され、体調の変化と共に、翌日の残り湯を見ると誰しもが驚く現象を見ることができる。
46億年前、3000万種類の全ての生命体は、多種類のミネラルが溶け込んだ硫酸の海から生まれたことを知る必要がある。
記事にはまだ続きがある。
「結論を言えば、ミネラル異常が狂牛病の原因だったのである。
しかしその後、数々の公的機関、及び研究家が調査を行ない、それが立証しつつあったのに、なぜかこの重大事実は封印されたままだ。それは、この事実が公表されると都合の悪い人々がいたからだ。
結局、この狂牛病とミネラルとの関係の研究と調査は全て打ち切られてしまった。
今私たちの生きる環境は、農薬と偏った化学肥料によるミネラルの異常欠乏により、今後も得体の知れない難病奇病がますます広がっていくに違いない。」
…以上が記事の要約である。
「公表されたくない人々」の1つは世界最大の農薬多国籍企業であり、殺虫剤の大量散布を義務づけた政府であり、その循環と連鎖の中で利権にまとわり付く人々の存在だ。
米国は農(業)大国であり農(薬)大国でもある。そのアメリカで、狂牛病との関連性が囁かれているアルツハイマーが年々急増し、2004年には400万人を突破した。
2010年度の世界の認知症患者の予測数は3560万人。しかも年々10%ずつ増え続けている。その医療費たるは…。和牛の餌も、米国からの農薬漬穀物に頼っている日本だけに、その例外ではない。
しかも、伝統的な日本食の材料は遺伝子組換…(精子と卵子に影響=人口抑制)
日本人が知らず知らずに食べている農薬は、既に年平均20kgを超えてしまった。
(中央アート出版刊『難病を癒すミネラル療法』NPOで販売)
実はこの記事の発行人は稲田芳弘氏(「ガン呪縛を解く」の著者)で、ソマチットにも造詣が深い。
何度も言っていることだが、私たちは、多くの不自然な現象に対し疑問を持たねばならないと同時に、本当の真実を知り、未来の子ども達に健全なDNAと、希望に溢れた地球を手渡さなくてはならない。

 


野菜不足をサプリメントで補うことができるか? – FLOURひろ

http://www.chiffonya.com/shop/kouza/titoku121.htm(引用文です・・・)
野菜不足はビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を意味する。この足りない分をサプリメントで補うことはできるのだろうか。 国立健康・栄養研究所栄養情報担当者の浜田璋子さんは、「栄養素を摂取するという意味では同じだが、体への吸収率は異なる」と指摘 …
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野菜不足をサプリメントで補うことができるか?

健康ブームの中、身近になったサプリメント。だが、使い方によっては健康を損なう恐れがある。このシリーズでは、サプリメントとの上手な付き合い方を考えたい。と言って始まった、読売新聞朝刊の「健康プラス」サプリメント(2)から転載です。
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350g――。一日に必要とされる野菜摂取量だ。だが、厚生労働省が昨年発表した「国民健康・栄養調査」で成人の野菜摂取量を見ると、平均は約290gで、基準値より2割程度少ない。不規則な生活やファーストフード、外食の増加などが影響しているようだ。
野菜不足はビタミンやミネラルなどの栄養素の不足を意味する。この足りない分をサプリメントで補うことはできるのだろうか。
国立健康・栄養研究所栄養情報担当者の浜田璋子さんは、「栄養素を摂取するという意味では同じだが、体への吸収率は異なる」と指摘する。
食事の場合、しっかりかんで食べるので体内に少しずつ入る。その上、平均約2時間かけて消化されて糖質やたんぱく質、ビタミンなどに分解され、腸からゆっくり吸収される。
一方、サプリメントは、特定の栄養素の塊が一度に体内に入るため、すべてを吸収できない。
浜田さんは「たとえば、レモン果汁50個分に相当する1000mgのビタミンCを、サプリメントを1回飲んで体にとり込んだ気になっても、せいぜい4分の1程度しか利用されていない」と話す。
また、野菜や果物には、ビタミンやミネラルなどの栄養素以外に、「ファイトケミカル」と呼ばれる非栄養素成分も多く含まれている。
これらの働きはまだ十分解明されていないが、その代表格であるポリフェノール類は、心臓病や動脈硬化予防に役立つのではないかと考えられている。
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なぜ食卓からミネラルが消えたのか

 
なぜ食卓からミネラルが消えたのか
http://beautyhealthy.web.fc2.com/minerarubusoku.html (引用)
日本人の食卓からミネラルが消えた理由は、大きく言うと2つあります。
一つは、食生活のスタイルが欧米風に変化してしまったことです。
以前の私達の食事内容は、お米が主食でした。
土中に含まれるミネラルをしっかり取り込んだお米を主食としていました。
さらに、野菜やイモ類も今とは比較にならないほど食べていました。
野菜といえば、いまは生野菜サラダが主流ですが、昔は煮たり茹でたりして食卓に並んだものです。
もともと、日本の土壌はミネラルが少ない土壌です。
ヨーロッパやアメリカの土壌と比較すると、土中のミネラル分は約三分の一から四分の一しかありません。
その理由は日本の土壌が火山灰からできていることと、急峻な地形です。
もともとミネラルの少ない火山灰の土壌から、雨水によってさらにミネラルが海に運び去られてしまうからです。
日本の水はミネラル分の少ない軟水ですが、それも同じ理由からきています。
ミネラルの少ない土壌で作られるお米や野菜は、当然、ミネラルの少ないお米や野菜になります。
しかし、昔の日本人はミネラル不足を量で補っていました。
野菜を茹でたり煮たりすればそれだけ多く食べられ、必要なミネラルが取れたのです。
そして、タンパク質源は主に魚でした。
”海はミネラルの宝庫”と言われるように、海水中には様々なミネラルが豊富に溶け込んでいます。
まだ、養殖技術も発達しておらず、食料にした魚類は自然の環境で成長したミネラルいっぱいの魚でした。
その魚もミネラル分の多い小魚を骨ごと食べていたものです。
このように、昔の食卓はミネラル豊富な食材が並びました。
しかし、現代の私達の食卓には、そうしたミネラル豊かな料理は少なくなりました。
もう一つの理由が、もっと重大かもしれません。
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土壌のミネラル不足(深刻!)

http://www.mobara.jp/nisimori/2/newpage75.index.html (引用)
植物にリン酸を十分に施しても マグネシウムが不足すると吸収が悪くなり、植物はうまく生長することができません。 … ミネラルを含んでいない野菜や果物をいくら食べても、身体のためにならないばかりか、 残留農薬によって病気にされてしまう危険性さえ含んで …
土壌ミネラル不足
農薬夜土壌の汚染は、さらに深刻な社会問題になっています。微生物の減少は、ミネラルの欠乏に直結します。
人間の存在に必要なミネラルを供給してくれる植物は、土からその栄養分を吸収します。植物には炭酸ガスと水と太陽光線だけがあればいいというわけではありません。植物の遺伝子は、ミネラルを必要とします。さらに植物の生命を支えるタンパク質は、ミネラルを触媒にしなければ生成されません。
植物は、根の先から根酸を出して土を溶かし、その中に含まれているミネラルを吸い上げて、
葉に送り込みます。そこではじめて、光合成が可能になるのです。またミネラルがイオン化されて水に溶けていれば、すぐに吸い上げることができます。
葉緑素にとって、マグネシウムはその中心となるミネラルです。植物は葉緑素の構成の中心にマグネシウムがあるために、緑色をしています。マグネシウムが欠乏すると葉緑素が減少して黄色くなり、光合成が衰えて糖類やデンプンが少なくなります。またマグネシウムは植物の酵素を活性化する触媒の働きもします。さらにリン酸吸収・運搬を助けます。植物にリン酸を十分に施しても   マグネシウムが不足すると吸収が悪くなり、植物はうまく生長することができません。 以前は、人糞や堆肥などの有機肥料を使用していましたから、ミネラルが合理的に循環していたのです。ところが化学肥料は、植物の三大栄養素である窒素、リン酸、カリウムを配合したものが大部分です。
しかし、今お話ししたマグネシウムのようなミネラルが入っていないと、植物はバランスとのとれた成長が出来なくなってしまうのです。
その上、殺虫剤や殺菌剤、除草剤、植物成長剤から殺鼠剤、その他さまざまな農薬が使われるようになり、生態系の物質循環に重要な働きをする微生物が殺されています。微生物の体内にはたっぷりとミネラルが含まれており、植物の成長に必要なミネラル・バランスを作り出すのです。    その微生物が死んでしまえば、農作物はミネラルが欠乏した空っぽの作物になってしまいます。
農作物を経済効率に基づいて大量生産するためには、それに見合った量の化学肥料を投入しなければなりません。また、大量の農薬を散布しなければなりません。店頭に並べられている農作物は、いかにもきれいで美味しそうですが、炭水化物もタンパク質も、脂肪もビタミンも、ミネラルも 不足した欠陥商品なのです。特に、微量元素のミネラルは、無いのと同じといってもよいほどの  欠陥商品なのです。
ミネラルを含んでいない野菜や果物をいくら食べても、身体のためにならないばかりか、      残留農薬によって病気にされてしまう危険性さえ含んでいます。
人類は食糧確保のために、農業技術を最優先して開発してきました。品種を改良し、窒素、    リン酸、カリウムを人工的に与えて育てる無機農法を開発し、最近では遺伝子組み換え作物まで作りだしています。
この、大量生産、大量供給の必要に迫られ、良かれと信じてきた近代農法には、実は大きな落とし穴があったのです。結果的に、先進国の人々に現代病をまん延させる原因を作ってしまったのです。 私たちが食べている野菜、穀物、その穀物を食べている家畜の肉に、微量元素がほとんど含まれなくなったという実態を、世界中の科学者が気付かなかったために、悲劇が起こっているのです。日本だけで、毎年60万人以上の人たちが、農業政策の間違いのために死んでいると言っても過言ではありません。 私たちは、効率的な社会を作りあげ、作物自体の遺伝子を使わないで実らせたり、葉を茂らせたりする無機農法の技術を開発して、ミネラル不足の農産物を大量に作り出すという大きな過ちを犯してしまったのです。
▲
美味しい野菜には、うま味の要素のバロメータであるグルタミン酸、イノシン酸などのアミノ酸の量が関係しています。これらのアミノ酸の代謝にはミネラルが必要です。
日本の近代農法によって、野菜に含まれるミネラルは極端に少なくなっています。つまり、    アミノ酸を代謝できないうま味の失われた野菜になってしまっているのです。
下の表は、科学技術庁が2001年に発表した五訂食品標準成分表によるものですが、1952年と2001年の30年間の野菜に含まれる栄養素を比較したものです。
これを見るとほうれん草の場合は、この30年の間にビタミンAが約半分、ビタミンCが約四分の一、鉄分が約六分の一に減少していることがわかります。
リンゴを見ると、ここの30年の間に鉄分がほぼ無くなっているというありさまです。

野菜の栄養調査
栄養素 1952年 2001年 52/01年
ほうれん草 ビタミンA
ビタミンC
鉄分
8000
150
13
4200
35
2.0
52.5%
23.3%
15.4%
ニンジン ビタミンA
ビタミンC
鉄分
13500
10
2
9100
4
0.2
67.4%
40.0%
10.0%
トマト ビタミンA
ビタミンC
鉄分
400
5
52
540
0.2
26
135%
4.0%
50.0%
ミカン ビタミンA
ビタミンC
鉄分
2000
29
2
35
17
0.1
1.7%
58.6%
5.0%
リンゴ ビタミンA
ビタミンC
鉄分
10
5
2
21
4
Tr
210%
80.0%
0%

科学技術庁 五訂食品標準成分表より
1952年と2001年調査との比較
▲
原因は明らかです。かつての有機農法が衰退した結果、土壌から有機物とミネラルがなくなり、  栄養のない空っぽの量産されるようになってしまったからです。
しかしそのことに気づきさえすれば、農業の軌道修正ができるはずです。              肥料に微量元素をイオン化させて混入させるなどの施策を行えばいいからです。
つまり、無機農法にミネラルの助けを加えることで有機農法に近づければ、問題を解決することは可能です。そのためには農林水産省が、肥料製造会社に微量元素を肥料に混ぜるように行政指導をするなどが必要となるでしょう。
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食べ物から摂れるビタミンは大幅に減少している?レモンのビタミンCは1/5にまで減っていると言う事実

 
http://msnki.hatenablog.com/entry/vitamin-c-food-considerable-reduction (引用)
昔よりビタミンが減少しているレモン
ビタミンCには強い抗ストレス作用があるので、ストレス社会で頑張っている人程、ビタミンCという成分は大切な成分となってきます。
飽食のこの時代、カロリーは摂ろうと思えばいくらでも簡単に摂ることが出来ます。コンビニ弁当や外食産業なども、カロリー摂取という点では強い味方です(頼もしすぎて、カロリー管理が必要な程です)。
しかしその一方でエネルギー源にはならないものの、体の代謝を円滑に進める上で重要な働きをしているビタミンやミネラルを十分量摂ることは意識して食事をしないと中々難しい時代に。これは外食中心の人の限らず、自炊している人にも言えることです。何故かと言いますと、野菜や果物などの食材に含まれているビタミンやミネラルの量が昔ほど多くはなくなっているからです。
 

1950年頃→2005年頃の野菜のビタミン、ミネラルの含有量

にんじんのビタミンA

2,054μg→760μg 63%減

キャベツのビタミンC

80mg→41mg 49%減

アスパラガスのビタミンB2

0.3mg→0.15mg 50%減

ホウレンソウの鉄

13mg→2mg 85%減

タマネギのカルシウム

40mg→21mg 48%減
(参考:日本食品標準成分表)
 
その原因は品種改良や化学肥料の使用、さらに倉庫での長期保存などによるものと考えられますが、とにかくその結果、現代のビジネスパーソンは多くのビタミン・ミネラルが不足しがちです。
厚生労働省の調査から、ビジネス世代ではビタミンB1、B6、C、E、カルシウム、亜鉛、銅、鉄、マグネシウムなど、複数のビタミンやミネラルが十分に摂取できていない事がわかっています。
たとえば、成人一人が一日に摂取しなければならないビタミンCの量は100mgと定められています。これは日本人がビタミンC不足にならないための最低必要量として定められている量ですが、いまではこの100mgぐらいの量でさえも意識して摂取する様に心がけていないと、クリアすることが難しくなっています。
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ビタミンCの摂取における野菜の有効性について

情報コーナー (野菜情報 2013年1月号)


ビタミンCの摂取における野菜の有効性について
東京都健康長寿医療センター研究所 分子老化制御
研究副部長 石神 昭人
https://vegetable.alic.go.jp/yasaijoho/joho/1301/joho01.html


【要 約】

 ビタミンCは小さな子供たちからお年寄りまで、その名前を誰もが知っています。しかし、ビタミンCの働きを正しく理解している人は意外と少ないのではないでしょうか。私たちはビタミンCと老化との関係を明らかにするため、ビタミンCを合成できないマウスを用いた研究からビタミンCが長期的に不足すると寿命が短くなることが分かりました。ほとんどの日本人はビタミンCを十分に摂取していると思っています。しかし、ビタミンCは水溶性であるため、尿から排泄されやすく、消失しやすいです。そのため、私たちは新鮮な野菜や果物からビタミンCを十分に摂取するよう日頃から心がける必要があります。

1.ビタミンC発見の歴史

 私たちヒトは、体内でビタミンC(L-アスコルビン酸)を作ることができません。そのため、毎日の食事からビタミンCを摂取しなければ、やがて欠乏状態に陥ります。ビタミンCが欠乏したときの症状は、初期に皮膚の乾燥、脱力感、うつ状態がみられ、やがて大腿部に大きなあざ(内出血の跡)が出てきます。欠乏症状がさらに進むと、歯茎、消化管、粘膜から出血がみられ、やがて死に至ります。ビタミンC欠乏症は「壊血病」と呼ばれます。
歴史上、壊血病の症状と思われる記載は紀元前にまでさかのぼることができます。エジプトのパピルス文書やヒポクラテス全書に壊血病と想像される記載があります。はっきりと壊血病の症状と断定できる記載があるのは15世紀以降の大航海時代に遠洋航海に旅立った船乗りたちの航海記です。1497年、ヴァスコ・ダ・ガマはポルトガル王に命じられ、約140人の乗組員と4隻の船団でリスボンを出発し、翌年にヨーロッパ人として初めてインドのカリカットに到着しました。しかし、長い航海の間、新鮮な野菜や果物をほとんど取れなかったため、体内のビタミンCが次第に減少して、壊血病を発症する乗組員が多く出てしまいました。そのためポルトガルに帰港したときには、既に半分以上の乗組員が壊血病で命を落としていたのです。
長い間、船乗りたちを苦しめてきた壊血病の原因や治療方法を探るため、18世紀の中ごろ、立ち上がったのがイギリス海軍の船医であったジェイムズ・リンドです。リンドは壊血病にかかった12名の水兵を2人ずつのグループに分け、14日間、6種類の異なる食事を与えました。すると、オレンジとレモンを与えた水兵は6日後に顕著に回復しました。リンドはこの実験から、壊血病に対する最も効果的な治療薬はオレンジとレモンであると結論したのです。
オレンジやレモンが壊血病に有効であることは分かりましたが、依然としてどのような成分が壊血病に効果があるかまでは長い間分かりませんでした。最初にビタミンCを純粋な物質として単離したのは、ハンガリー出身の科学者、アルベルト・セント=ジェルジです。セント=ジェルジは1927年にウシの副腎から強い還元力のある物質を単離し、「ヘキスロ酸」と名付けました。この時、セント=ジェルジはヘキスロ酸がビタミンCであることには気付きませんでした。その後、1932年に米国のチャールズ・キング(ピッツバーグ大)は、レモンから純粋なビタミンCの分離を目指し、成功しました。この時初めて、セント=ジェルジがウシの副腎から単離したヘキスロ酸がビタミンCそのものであることが判明したのです。セント=ジェルジは、ビタミンCを最初に単離した科学者として1937年度ノーベル生理学・医学賞を受賞しました。

2.ヒトはなぜビタミンCを合成できない

 ヒトは体内でビタミンCを合成できません。では、他の動物も体内でビタミンCを合成できないのでしょうか。いえ、それは違います。ビタミンCを体内で合成できない動物は、ヒト、サル、モルモットなど限られた動物だけです。他の動物、例えばイヌやネコ、マウスなどほとんどの動物は体内でビタミンCを合成できます。では、なぜヒトはビタミンCを合成できないのでしょうか。ビタミンCを合成できる動物は図1に示すようにグルコース(ブドウ糖)を出発材料にして最終的にビタミンCを合成します。ヒト、サル、モルモットではビタミンC合成経路の最後に位置する酵素であるL-グロノラクトン酸化酵素(GLO)の遺伝子に進化の過程で多くの突然変異が入り、そのため体内でビタミンCを合成できなくなりました。ほとんどの動物は、この酵素の遺伝子に変異がないため、体内で十分な量のビタミンCを合成できるのです。

3.ビタミンCの長期的な不足は寿命を短縮

 ビタミンCには活性酸素を消去する作用があります。それ故に抗老化作用があると考えられてきました。私たちはビタミンCに抗老化作用があるかを明らかにするため、ビタミンCを合成できないマウスを用いて次の実験を行いました。まず始めにマウスが1日に必要とするビタミンC量を実験的に求めました。検討の結果、ビタミンCを合成できないマウスに1日当たり7ミリグラムのビタミンCを与えることにより、普通のマウスの血液および臓器中のビタミンCと同じ濃度のビタミンCが維持されることが分かりました。
次に、少量のビタミンCを与えた場合、どれくらいの量であれば壊血病の症状が出ないかを確認しました。その結果、1日必要量の2.5%である0.175ミリグラムのビタミンCを与えた場合、壊血病の症状が全くみられないことが分かりました。そこで、ビタミンCを合成できないマウスを生後1ヵ月齢から1日必要量の2.5%のビタミンCを継続的に与え、普通のマウスとその寿命を比較しました。その結果、半数のマウスが死亡する50%生存率が普通のマウスでは約24ヵ月であったのに対して、ビタミンCを合成できないマウスでは、その4分の1である約6ヵ月でした(図2)。同時にビタミンCを合成できないマウスの死因を調べると、ガンや特定の臓器疾患などは一切認められず、臓器全体が委縮するヒトの老衰としかいいようのない所見でした。
これらの実験結果は、ビタミンCの不足状態が継続的に長く続くと寿命が短くなることを示しています。寿命短縮の原因はビタミンC不足による活性酸素の増加およびその蓄積によるためか、またはビタミンCの未知なる働きによるためかは明らかではありません。

4.ヒトの寿命を短くするビタミンCの摂取量

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果物は野菜の代わりにならない・・・(執筆者:管理栄養士・体育学修士 河谷彰子氏)

果物は野菜の代わりにならない・・・(執筆者:管理栄養士・体育学修士 河谷彰子氏)

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  • 10 9月, 2014
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河谷彰子タイトル31
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果物=ヘルシーというイメージを過剰に持っている方がいらっしゃるように感じます。
運動をしない大人は果物を食べなくても不足する栄養素は無いと
私は思います。果物の食べ過ぎは中性脂肪・コレステロールの増加・
脂肪肝の原因になり兼ねません。
皆さんはどの位、果物を食べていますか?
 

果物にはビタミンCは多いけれど・・・。

果物と野菜を比較すると、有機酸を除いて、野菜は果物を網羅すると考えて良いのではないでしょうか?
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(表:厚生労働省 e-ヘルスネットより)
http://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/food/e-01-003.html
 
糖質は食事の主食(炭水化物が多い、ご飯・パン・麺類・芋やカボチャ等)からとれますよね。
炭水化物ダイエットの前に、果物を控えた方が良いのでは?という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
野菜には有機酸をあまり多く含みませんが、酢(酢酸・リンゴ酸等)や梅干し(クエン酸)でとる事が出来ます。
かつてクエン酸が疲労回復に良いと言われていましたが、今は否定されています。
以前は、筋肉痛の原因は乳酸であるとされ、乳酸を除去するためには1クエン酸が有効とされていました。しかし乳酸は筋肉を使った際の代謝産物ではありますが、疲労を感じさせる物質ではないとされています。さらに、筋肉痛の原因は乳酸ではないというのが今の主流の考え方です。さらにクエン酸の筋肉痛軽減効果も否定されています。そして、運動等の活動量増加によるものでない疲労を感じさせる物質もクエン酸では疲労回復には貢献しません。
何だか、果物の食べる必要性がグーンと低くなってしまいましたね。
 

野菜の中でも緑黄色野菜を食べよう!

国民健康栄養調査(平成24年)の結果では、成人の野菜類摂取量の平均は286.5gであり、健康を維持するために必要とされている350gに達していません。
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ビタミンは勿論の事、食物繊維がとれていないことになり、非常に心配な事態です。
 
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結核と糖尿病の合併が増加 「結核は昔の病気ではない」と警告

http://www.dm-net.co.jp/calendar/2014/022453.php より引用
糖尿病ネットワーク

 日本だけでも年間2万人以上が感染する結核。専門家は「結核は世界的に増えており、糖尿病の人は、特に結核に注意が必要です」と警笛を鳴らしている。
結核を「過去の病気」と侮ってはならない

結核は1950まで日本の死亡原因の第1位だった。適切な治療法が開発されてからは、患者数は一時期を除いて減少し、「結核の流行は終わった」といわれるくらいになった。 しかし、今でも年間2万人以上の新しい患者が発生し、年間で2,000人以上の人が命を落としている。
日本の2013年時点の人口10万人に対する新規患者数(罹患率)は16人で、米国の5倍に上る。さらに世界に目をむけると、年間に860万人が結核に罹患し、130万人が死亡している。
若い世代で結核に対する抵抗力(免疫)をもたない人々が増えたこと、診断の遅れなどによる集団感染・院内感染が増加している。
高齢者では、結核が蔓延していた若い頃に感染し、休眠状態にあった結核菌が、免疫力の衰えや糖尿病などにより活発化し、発病するケースが増えている。
特に糖尿病の人が血糖コントロールが悪い状態が続くと、細菌などに対する抵抗力が弱まり、ひどい感染性を起こす危険性が増す。
さらに、細菌などに感染するとインスリンを効きにくくする物質(サイトカインなど)が多くなり、血糖値は高くなりやすい。このことが糖尿病の状態をより悪くし、感染症をさらに進行させてしまうという悪循環が生まれる。

糖尿病の人は結核を発症する危険性が3倍に上昇

糖尿病の人にとって、結核の脅威は今後ますます拡大するという報告が、医学誌「ランセット」に発表された。「糖尿病の人は、結核を発症しやすく、発症すると重症化しやすい」と警笛を鳴らしている。
「糖尿病の有病数は、全世界で2035年までに5億9,200万に増えると予測されています。糖尿病と結核を合併する患者の数も増えていくと予想されます」と、世界保健機関(WHO)の結核グローバルプログラムのノット ロンロート氏は言う。
「糖尿病の人は、結核を発症する危険性が3倍に上昇し、結核を発症する可能性は4倍高く、死亡率も2倍に上昇します。糖尿病の人が結核に対するケアを受けられるよう、医療体制を整備する必要があります」としている。
世界の結核の感染数の多い上位22ヵ国では、糖尿病も過去3年間で52%増加している。そのため、結核を発症した患者のうち糖尿病を合併している割合は、10%(2010年)から15%(2013年)に増加したとみられている。
結核を発症する患者数は、2035年までに3~8%増加すると予測されているが、糖尿病の有病数の多い国では、これよりも高い数値で推移する可能性がある。
しかし、血糖コントロールを改善し、結核菌をもっている人の発症を抑えることができれば、結核の発症は15%以上減らせるという。
WHOは、結核の患者数を2035年までに現在に比べて90%に減らすことを目標に活動をしている。「これを達成するために、糖尿病と結核の多い国で、両方の病気を適確に診断して治療する体制を整備する必要があります」

次は…結核の予防策は良好な血糖コントロール

なぜ糖尿病の人は「がん」になりやすいのか?

がんと糖尿病の意外な関係


日本人の2人に1人ががんになり、6人に1人(2012年の推計約2050万人)が糖尿病かその予備軍と推計される。がんと糖尿病はそれぞれ「国民病」と呼ばれる身近な病気だ。一見、まったく関係がなさそうなこの2つの病気には、意外にも密接な関係があることが分かってきた。
「日本糖尿病学会と日本癌学会の合同委員会の報告では、糖尿病の人はそうでない人に比べて1.2倍がんになりやすく、特に、大腸がんになるリスクは1.4倍、肝臓がんは1.97倍、すい臓がんは1.85倍も高い」。船橋市立医療センター代謝内科部長の岩岡秀明さんは、そう指摘する。NPO法人キャンサーネットジャパンと朝日新聞の医療サイト・アピタルらが東京・秋葉原で1月21日に開催したアピタルがん夜間学校「もっと知ってほしい がんと糖尿病のこと」で講演したもの。
「合同委員会の報告は、男性約15万人、女性約18万人を10年間追跡調査した結果です。調査開始から3年以内に発症したがんは除いています。糖尿病になると、ブドウ糖を筋肉や脂肪に取り込むインスリンの働きが悪くなるため、すい臓がたくさんインスリンを出そうとします。糖尿病の人がなぜがんになりやすいのか、真のメカニズムはまだ明らかになっていませんが、インスリンは細胞を成長させ増殖させるホルモンなので、それが増え過ぎると細胞のがん化につながるのではないかと考えられています。また、高血糖自体が起こす慢性の炎症が、がんを引き起こしているとの説もあります」と岩岡さんは解説する。
糖尿病には1型と2型の2タイプあるが、がんと関連があるのはすべて2型の話。約95%は2型糖尿病で、体質、肥満、高脂肪食、運動不足、不規則な生活などによって、インスリンが不足したり、働きが悪くなったりして血糖値が上がる病気だ。加齢、男性、肥満、運動不足、不適切な食事(赤肉、加工肉の摂取過剰、野菜・果物・食物繊維の摂取不足)、過剰飲酒、喫煙は、2型糖尿病とがんに共通の危険因子であり、そうした生活習慣があることも糖尿病の人にがんが多い要因の一つとみられる。

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