健康保険 ご本人・ご家族の検査項目

協会けんぽ愛知支部
https://www.kyoukaikenpo.or.jp/shibu/aichi/cat040/2259-36302
【ご本人・ご家族】どんな検査があるの?(検査項目対比表)

ご本人・ご家族の検査項目

加入者様の健診の検査項目は下記の表のとおりです。
※受診対象年齢にご注意ください。各健診のご案内・対象年齢はこちら
記号の見方
○:必須項目
△:受診者の希望に基づき選択的に実施する項目
□:医師の判断に基づき選択的に実施する項目
●:35歳以上の方(過去に当該検査を受けたことがない者)の希望に基づき実施する項目
■1:血糖検査については、空腹時血糖の検査が実施できない場合ヘモグロビンA1Cで代替可

検査項目対比表

被保険者(加入者ご本人) 被扶養者(加入者ご家族)
一般 付加
診察等 質問(問診)  ○  ○
計測 身長  ○  ○
体重  ○  ○
肥満度・標準体重  ○  ○
腹囲  ○  ○
視力  ○
聴力  ○
胸部聴診・腹部触診  ○  ○
血圧(座位)  ○  ○
脂質 総コレステロール定量  ○
中性脂肪  ○  ○
HDL-コレステロール  ○  ○
LDL-コレステロール  ○  ○
肝機能
 GOT(AST)  ○  ○
 GPT(ALT)  ○  ○
 γ-GTP(γ-GT)  ○  ○
 ALP  ○
 総蛋白  ○
 アルブミン  ○
 総ビリルビン  ○
 LDH  ○
 アミラーゼ  ○
代謝系
 空腹時血糖  ○  ■1
 尿糖 半定量  ○  ○
 血清尿酸  ○
 ヘモグロビンA1C  ■1  ■1
血液一般
 ヘマトクリット値  ○  □
 血色素測定  ○  □
 赤血球数  ○  □
 白血球数  ○
 血小板・血液像  ○
尿・腎機能
 尿蛋白 半定量  ○  ○
 潜血  ○
 尿沈渣  ○
 血清クレアチニン  ○
 呼吸  肺活量  ○
 1秒量・1秒率  ○
 心機能  12誘導心電図  ○  □
   胸部X線  ○
   胃部X線  ○
 胃内視鏡  □
 大腸  直腸検査  □
 免疫学的便潜血検査  ○
 眼底検査   □  ○  □
 腹部超音波  ○
 肝炎ウイルス検査  HBs抗原  ●
 HCV抗体  ●
 子宮頸がん(スメア方式)  △
 乳がん  視診・触診  △
 X線

※検査項目対比表のダウンロードはこちら 検査項目対比表(PDFファイル) 

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保険検査マニュアル  (金融庁)

http://www.fsa.go.jp/manual/manualj/hoken.html より~

保険検査マニュアル(保険会社に係る検査マニュアル)

糖代謝異常と糖尿病の深い関係とは

糖尿病チャンネル
http://tonyo-ch.com/toutaisha-ijou より~
 
お酒や甘いものが大好きで運動もしない人が健康なのに、健康的な生活をしているはずの自分が糖尿病になってしまった・・・。
そんなことも現実にはあり得ます。糖尿病は食べ過ぎや飲み過ぎといった生活習慣から引き起こる病気ですが、生活習慣はあくまで要因。じつは糖尿病の原因は、「糖代謝異常」という状態なのです。
今回は、糖尿病の原因である糖代謝にフォーカスして詳しくみていきましょう。

そもそも「糖代謝」ってなんだろう?

健康な状態では、食事などで摂取した糖分はエネルギー源となるブドウ糖に変換され、血液によって全身に送られます。
そのときに余ったエネルギーは、肝臓や筋肉などに蓄えられます。食事をしていない時間帯は、その備蓄されたエネルギーが少しずつ血液中に放出されることで、一定の血糖値を保つようになっています。
この働きを司るのが、インスリンというホルモン。そしてこの一連の流れを「糖代謝」と呼ぶのです。
ところが、インスリンの分泌が正常に行われなかったり、インスリンの効きが悪かったりすると一連の「糖代謝」のバランスが崩れてしまいます。そうなった状態を「糖代謝異常」と呼ぶのです。

「糖代謝異常」が起こる原因って?

糖代謝において重要な働きをするインスリン。しかし、十分な量が分泌されていなかったり、量はあっても細胞にきちんと働きかけられなかったりすると、糖代謝異常が起こってしまいます。
インスリンの分泌量が少なくなる「インスリン分泌不全」は、インスリンを分泌している膵臓がうまく働かなくなっている状態です。
十分な量のインスリンが分泌されているにもかかわらず、細胞に働きかけられなくなっている状態を「インスリン抵抗性」と呼びます。
細胞の表面には「インスリン受容体」と呼ばれる鍵穴のようなものがあり、そこに鍵となるインスリンがはまることで初めて、細胞がブドウ糖を取り込むようになります。
糖代謝におけるインスリンとインスリン受容体の関係
インスリン受容体の感度が悪いと、いくら十分な量のインスリンが分泌されていても、細胞はブドウ糖を取り込むことができません。
この「インスリン抵抗性」の状態が続くと、糖代謝異常になり、血糖値が上がってしまうのです。

「インスリン抵抗性」を招く原因とは?

インスリン分泌と肥満の関係

「インスリン抵抗性」を招く原因のひとつに、肥満があります。肥満になると脂肪細胞が過剰に大きくなり、「TNF-α」や「PAI-1」といった悪玉物質を放出するようになります。
この悪玉物質が、インスリンとインスリン受容体が結合するのを邪魔して、細胞がブドウ糖を取り込みにくくすると考えられています。
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インスリン抵抗性によって血糖値が上がっているときは、インスリンを分泌するランゲルハンス島β細胞は元気なので、血糖値を下げようとどんどんインスリンを分泌します。
糖代謝におけるインスリンとランゲルハンス細胞の関係

インスリン抵抗性がさらに下がる悪循環とは

しかし、いくらインスリンがあっても受容体と結合できないので、血糖値はなかなか下がりません。そんな状態が続くと、やがてβ細胞が疲弊して、インスリンの分泌量も減少してしまいます。
インスリンには脂肪細胞の脂肪分解を抑える働きもありますが、インスリンの分泌量が少なくなってくると、脂肪がどんどん分解されていきます。
そのとき、脂肪細胞から放出されるのが、悪玉物質と同じ働きをする「遊離脂肪酸」。その遊離脂肪酸のために、インスリン抵抗性がさらに悪化してしまうのです。
糖代謝における脂肪細胞とインスリン抵抗性の関係

糖代謝異常と糖尿病の関係

糖尿病とは、血液中のブドウ糖の量が多くなり、余ったブドウ糖がそのまま尿に混じって排出される状態です。
なぜそんな状態になっているのかという原因が、糖代謝異常なのです。つまり、糖代謝異常が続いて体の各部に不調が出て、病気として発覚した状態が糖尿病なのです。

糖代謝異常の段階での早期治療が大切!

糖代謝異常が起こっただけでは、糖尿病にはなりません。軽度の糖代謝異常であれば、食事療法や運動によって改善することができます。
糖尿病は、かなり症状が進んだ状態でないと、なかなか発覚しません。痛みや大きな苦痛を伴わないからといってそのまま放置してしまうと、気がついた時には様々な糖尿病性合併症が進行していたということが、決して少なくはないのです。
特に沈黙の臓器と言われている腎臓に現れる合併症「糖尿病性腎症」は、なかなか気が付きにくい合併症の一つです。
「血糖値などの数値には問題があるけれど、まだ糖尿病とは言い切れない」というグレーゾーンのときに発見して、適切な治療を行うことが大切なのです。

まとめ

糖尿病は自覚症状が出にくいため、初期のころに発見するのが難しい病気です。でも、健康診断などで糖代謝異常の兆候となる高血糖を察知できれば、食事の改善や運動などでの予防することも可能です。
できれば定期的に健康診断を受けて、少しでも異常があったら早めに受診して、適切な予防策をとりたいもので

胎児、新生児のケトン体は、今の基準値より高値が当たり前。

【14/08/11 産婦人科医 宗田
日本とアメリカの糖尿病学会誌
江部先生、先日の日本糖尿病学会誌のレターに対する詳細な反論ありがとうございました。
インスリンが使われるようになる前は、糖質制限食は、糖尿病の治療食だったということですが、インスリンを使うようになっていつでも血糖を下げられるという安易な治療が中心になって、食事療法や糖質に対する警戒がなくなっているように思えます。
『それは1991年当時は、空腹時血糖値とHbA1cのみで血糖コントロールを評価しており、酸化ストレスの最大リスクである「平均血糖変動幅増大」「食後高血糖」のことは、全く知られていませんでした。当然この文献でも無視されています。』
理解しました。
1991年のRizzo等論文を引用して妊婦のケトン体高値のリスクを語る方が多いのですが、これはケトン体が100-180μmol/Lというレベルで評価を下しており、普通の妊婦の臍帯血や胎盤のケトン体が1000μmol/Lくらい当たり前、という値から見たら、まったく意味のない数字ですね。
でも
1)ケトン体=知能低下説と
2)ケトン体=飢餓説は、日本糖尿病学会に蔓延している慢性疾患です。
糖質制限食に対する偏見もひどいですが、糖質制限ではない症例を使って、責任のないレターで個人のつぶやきレベル( エビデンスレベル最低) で批判する日本の糖尿病学会誌と、大勢のデーターをRCT論文(エビデンスレベル最高)にまとめて掲載しているアメリカ糖尿病学会誌の研究を比べると驚くべきレベルの差を感じます。
悲しいことですが、かえって、先が見えてきたように感じるのは私だけでしょうか?】
こんにちは。
産婦人科医の宗田先生から、ケトン体に対するコメントをいただきました。
ありがとうございます。
宗田先生は、年間700例の分娩を手がけておられ、糖質制限食を導入され、胎児、臍帯血、新生児のケトン体値を、積極的に調べておられます。
ケトン体値は、アボットジャパン 株式会社のプレシジョン エクシードでβケトンを調べておられます。
従って、ケトン体のなかで、βヒドロキシ酪酸を測定ということになります。
βヒドロキシ酪酸の基準値ですが、
ファルコバイオシステムズ:74μM/L 以下
SRL:85μmol/L以下
京都微生物研究所:76μM/L 以下
といった具合で、会社により少し差があります。
2014年1月12日(日)大阪国際会議場で開催された第17回日本病態栄養学会年次学術集会において、宗田先生がご研究を発表されました。
以下はその時のデータです。
βヒドロキシ酪酸濃度(74~85μM/L以下)
胎盤絨毛間液:1730μM/L  58検体Mの平均
600~4500μM/Lの幅あり。全検体が基準値よりはるかに高値。
臍帯血(一般食):181.7μM/L  231人の平均
16~1149μM/Lの幅があり、33%は基準値より高値。
一般食でも最大は1149μM/L。
生後4日目新生児の血液:240μM/L  312人の平均
100~800μM/Lの幅あり。全員基準値より高値。
生後1ヶ月新生児の血液:400μM/L  40人の平均
300~700μM/Lの幅あり。全員基準値より高値。

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妊娠糖尿病の症状と原因

岡田昌子先生

この記事の監修ドクター

マオクリニック 院長  岡田昌子先生

妊娠中に気をつけたい病気の1つに、「妊娠糖尿病」があります。これは、妊婦さんの約8人に1人が発症する病気で決して珍しいものではありませんが、母体や胎児にさまざまな悪影響を及ぼすため、十分な注意が必要です。妊娠糖尿病の原因と症状、発症により起こり得るリスクについて解説します。

妊娠糖尿病とは

妊娠糖尿病とは、妊娠中にはじめて発症、あるいは見つかった糖代謝異常のこと。糖代謝異常とは、血糖値は基準よりも高いが、糖尿病と診断されるほどではない状態のことです。妊娠中の検査で明らかに糖尿病と診断されるほどの高血糖が確認されたり、妊娠前から糖尿病があったりした場合は「糖尿病合併妊娠」と言い、妊娠糖尿病とは区別されます。
食事をしたあとは、食べ物に含まれる糖質が分解されて「ブドウ糖」になり、血液中に取り込まれます。よって、誰でも「血糖値(血液中のブドウ糖の濃度)」は上昇します。通常は、血糖値が上昇すると「インスリン」というホルモンの働きでブドウ糖が全身の細胞に取り込まれエネルギーとして利用されたり、肝臓や筋肉、脂肪組織に取り込まれてエネルギー源として蓄えられるため、血糖値は徐々に正常な範囲にまで低下していきます。
しかし、妊娠中はお腹の赤ちゃんにもブドウ糖を供給する必要があるため、胎児が大きくなるに従って胎盤からインスリンの働きを抑えるホルモンが分泌されたり、インスリンを壊す酵素が作られます。これにより、インスリンが効きにくい状態になり、その結果、血糖値が上昇しやすくなってしまいます。

妊娠糖尿病の原因

日本人の糖尿病患者に多い「2型糖尿病」は、食べ過ぎや運動不足、肥満などといった不適切な生活習慣の積み重ねが大きく影響して起こります。妊娠糖尿病も、高カロリーな食事の摂取や肥満などが危険因子になりますが、必ずしもこうした生活習慣のせいで起こるとは限らず、糖尿病になりやすい遺伝的体質を持っている(両親や兄弟姉妹に糖尿病の人がいる)ことや、35歳以上の高齢出産も原因になります。
他にも、強度の尿糖陽性※が出た人、もしくは2回以上続けて尿糖陽性が出た人、巨大児や過剰発育児の分娩経験がある人、以前または現在、妊娠高血圧症候群や羊水過多症を患っている人なども、妊娠糖尿病になりやすいことがわかっています。
※(尿糖陽性)~血液中のブドウ糖(血糖)が尿の中に漏れ出たもの。健康な人の場合、尿から糖が検出されることはない。

妊娠糖尿病の症状

妊娠糖尿病になっても、初期段階では自覚症状がほとんどありません。進行すると、のどが渇く、尿の量・回数が増える、疲れやすいといった症状が現れますが、妊娠中は体の変化で疲れやすくなりますし、赤ちゃんがお腹にいることで膀胱が圧迫されてトイレが近くなるので、こうした症状が妊娠糖尿病によるものだとは気づくにくいことが多いです。そのため、自分で異変に気づくのではなく、妊娠中の検査によって判明するケースがほとんどのようです。
しかし、妊娠中に高血糖状態が続くと、流産や早産のリスクが高まったり、妊娠高血圧症候群、羊水過多症、尿路感染症などの合併症を起こしやすくなります。また、巨大児、低出生体重児、先天性奇形、子宮内胎児死亡などのリスクも高くなります。出生後は、新生児低血糖症、呼吸障害、多血症などの症状が起こるリスクもあるので、十分な注意が必要です。

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